当ブログ【みすてりーくらぶ】では、海外のミステリー小説好き50人に聞いたおすすめ小説をランキング形式で紹介。
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海外ミステリー小説の魅力は、日本とは違った世界観で繰り広げられるストーリー。
当ブログ【みすてりーくらぶ】では、海外のミステリー小説好き50人におすすめ作品のアンケートを取りました。
50人が選んだ海外ミステリーのおすすめ小説をランキング形式で紹介していきます。
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【50人に聞いた】海外ミステリー小説 おすすめ10選
海外のミステリー小説好き50人に聞いた、おすすめランキングは次のとおり。
気になる作品をタップすると、くわしい特徴までジャンプできます。
1位:そして誰もいなくなった
著者 | アガサ・クリスティ |
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発売日 | 2010/11/10 |
出版社 | 早川書房 |
読んだ人の感想
この作品が他のミステリー小説と一線を画すのは、単にトリックが巧妙であるだけでなく、登場人物たちの心理描写が非常に緻密であるところ。
それぞれの登場人物が抱える過去や秘密、そして殺人が進むにつれて変化していく心理状態が、まるでパズルのように組み合わさって一つの物語を形作っています。
また、結末に至るまでの伏線の張り方も見事で、読者は犯人を予想しながらも、最後の最後まで翻弄されます。
ミステリー小説が好きな方、特に古典的な本格ミステリーに興味がある方には、ぜひ一度読んでいただきたい作品です。
島から人がひとりずつ消えていく設定にすごく惹き込まれました。
殺され方もひとりずつ違い、皆が誰が犯人なんだと人を疑い合っていくところが読んでいてワクワクします。
読者も次は何が起こるのだろうと常にハラハラして、ページを捲る手が止まりませんでした。
また登場人物のキャラクターも非常に良かったです。
最終的には犯人の動機にもあっといわされます。
読み始めてから読み終わる最後まで次々に展開されるストーリーが巧妙でこの本をイチオシします。
2位:オリエント急行の殺人
著者 | アガサ・クリスティ |
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発売日 | 2011/4/5 |
出版社 | 早川書房 |
読んだ人の感想
フジテレビで三谷幸喜の脚本で特別ドラマをやっていて、原作を読んでみようと思いました。
ドラマが脳内で再生されながら読めるのでイメージがしやすく、ミステリーでもさらっと読めます。
フジテレビ企画からしばらくしてケネス・ブラナー主演の映画も見ましたが、原作はこっちに近いです。
アガサクリスティは、ABC殺人事件で知りました。
人の感情に対してとても繊細に描いていると感じます。人間臭くてリアルでなんだか美しいです。
『オリエント急行の殺人』は、アガサ・クリスティが生み出した名探偵エルキュール・ポアロが登場する作品の中でも特に有名な作品です。
物語は、豪華なオリエント急行で起こる殺人事件を軸に展開し、乗客たちの複雑な関係と過去が次々に明らかにされます。
ポアロが真相に迫る過程は、推理小説の醍醐味が詰まっており、最後に明かされる驚くべき結末は読者を唖然とさせます。
全体として、クリスティの卓越した構成力と人物描写が光る作品であり、推理小説好きには必読の一冊だと感じました
3位:ザリガニの鳴くところ
著者 | ディーリア オーエンズ |
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発売日 | 2023/12/5 |
出版社 | 早川書房 |
読んだ人の感想
映画化もされた、ディーリア・オーウェンズの名作。
書店ではミステリーに分類されていますが、これは一人の少女の自立と自己実現の物語、そして彼女が暮らす湿地帯の物語です。
アメリカの片田舎、主人公のカイアが暮らす、村から離れた湿地帯は、貧乏人や逃亡奴隷や犯罪者が住み着く場所として村人からは忌み嫌われているが、
動物学者である作者は、その場所を生命の躍動に溢れる輝かしく美しいところとして生き生きと描き出しています。
海水と河の水が混じり合う河口の水底に光る貝の群れ、湿地の中洲に舞い降りる渡り鳥の大群、生きるために仲間を殺し、敵を貪り喰う鳥や虫たちの姿は時に無慈悲なほどに読む者の心を捉えて離しません。
読み終わった時にきっと湿地を愛し、カイアを愛している自分に気づくはずです。
この本、タイトルが「ザリガニの鳴くところ」ではなく、主人公の通称である「湿地の少女」にした方が売れたのではないかと思っています。
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4位:オペラ座の怪人
著者 | ガストン・ルルー |
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発売日 | 2022/5/30 |
出版社 | 新潮社 |
読んだ人の感想
ミステリー、ロマンス、怪奇、冒険の要素が非常に高いレベルで織り交ぜられています。
物語は、オペラ座の地下に住む謎の怪人と、美しい歌姫クリスティーヌ、そして彼女に恋する貴公子ラウールの三角関係を中心に臨場感溢れる記載がされています。
また、主要人物意外にも魅力的なキャラクターが多く登場します。
作中に発生する事件の謎解きや、怪人が事件を起こすに至る経緯が巧みに描写されており読者を物語に引き込みます。
ミュージカルや映画の原作としても有名で文学的価値が高いです。
5位:その女アレックス
著者 | ピエール・ルメートル |
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発売日 | 2016/12/2 |
出版社 | 文藝春秋 |
読んだ人の感想
まったく持って見事な構成のドラマです。
先の読まないストーリーが、ページをめくるたびに繰り広げられていきます。
この本の翻訳版が発売されたやや後の”海外ミステリー評価ナンバー1”的なアナウンスに誘われて読みましたが、ナルホドの作品でした。
予備知識ほとんどゼロだったこともあって、とても新鮮な気分で読めたのは良かったのですが、実は本作がシリーズの第二作であり、前作が有ったことを後で知りました。
これから読まれる方には、どちらかと言えば第一作から読まれることをオススメしますが、この作品だけ読んでも満足感は十二分だと思います。
たとえば、トマス・ハリスのレクター博士シリーズの『羊たちの沈黙』だけ読んでも十分に楽しめるのと同じようなものかも。
6位:暁の死線
著者 | ウィリアム・アイリッシュ |
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発売日 | 2013/3/29 |
出版社 | グーテンベルク21 |
読んだ人の感想
それほど有名ではありませんが、個人的に大好きな作品です。
大都会を舞台に、ある男女が一晩で殺人犯を探すために駆けずり回る、という内容のサスペンス小説。時間が限られた、いわゆるタイムリミットサスペンス。
時間が限られているために生ずるハラハラ感が半端ないです。
それ以外に、大都会で感じる孤独感とか寂寥感がとてもリアル。
さらに、ラストでもう間に合わない…となったときに、あるものがふたりを助けます。そのときの女性のセリフ・心情に泣かされてしまうのです。
著者の作品では「黒衣の花嫁」あたりが有名ですが、本作品もぜひとも推したいです。
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7位:ダ・ヴィンチ・コード
著者 | ダン・ブラウン |
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発売日 | 2014/4/25 |
出版社 | KADOKAWA |
読んだ人の感想
映画を何回も観るほどハマったので購入。
映画のシリーズと小説のシーリーズでは時系列が異なり、この作品はシリーズの三作品目ですが、単作でも楽しめます。
本を読んでいてとても驚いていたのは、映画ではとてもカットされているシーンが多いという点。
イエス・キリストに関する作中の解釈や作中で語られる謎がとても濃く、カットされていることを不満に思うほどでした。
映画では多く語られなかったシーンがかなり仔細に説明されていて、もしもこの作品を読むなら小説を先に読むのをおすすめします。
8位:鏡は横にひび割れて
著者 | アガサ・クリスティ |
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発売日 | 2004/7/15 |
出版社 | 早川書房 |
読んだ人の感想
アガサ・クリスティの作品のなかでも、心理的描写が細かくそれぞれのキャラクターに魅力を感じます。
犯人はいったい誰なのか、どうやって犯行をやり遂げたのかが気になって、つい夢中で読み進めてしまいます。
愛情や家族への想いが悲しい事件につながってしまうという、現実でも起こりえそうなシチュエーションなので、ストーリーに入り込みやすいです。
話好きのマープルさんはとにかく可愛らしいし、頭のキレは相変わらず鋭く見事に真相を突き止める姿が格好良いです。
9位:自由研究には向かない殺人
著者 | ホリー・ジャクソン |
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発売日 | 2022/7/22 |
出版社 | 東京創元社 |
読んだ人の感想
女子高生が殺人事件を解決する青春ミステリー。
いきいきとした主人公の造形と、次々にテンポよく事件が新しい姿を見せ謎が謎を呼んでいく展開が読み心地が良かったです。
多少はご都合主義的な面もありますが、提出するレポート形式だったり現代のツールを駆使して謎を解いていこうとするくだりは新鮮で楽しめました。
本作品は三部作の一作目、三作品すべてを読み終わったあとではまた別の感慨があって、この一作品ではただただ青春小説としての側面が強いのに、二作目・三作目と続くにつれてもっと大きな問題、善と悪とは、といった問題にまで切り込んでくることを思うと、別の切なさを覚えもします。
このお話一つだけだったら、さわやかでちょっと切ない話、で済んでいたのに、と思えるような。
けれど一作目が気に入ったのなら三作目までぜひ読んで、ピップのたどる運命を知ってほしいなと思います。
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10位:終わりなき夜に生まれつく
著者 | アガサ・クリスティ |
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発売日 | 2004/8/18 |
出版社 | 早川書房 |
読んだ人の感想
特にあらすじも、事前情報も見ないで最初読んでいたので、なんだミステリーじゃなくてただの恋愛小説じゃんとガッカリしていたのですが、後半から一気にミステリーになって凄く面白かったです。
やっぱり、クリスティって凄いなって、いい意味で裏切られて感心させられました。
最後まで、一体どういうことなんだろうって不穏な空気がまとわりついていて、早く真相が知りたくて、後半は本当に一気読みしました。
アガサ・クリスティ好きの人はもちろんのこと、アガサ・クリスティのことを知らない人もぜひ読んでほしい作品です。
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まとめ
本記事では、海外のおすすめのミステリー小説を紹介しました。
おすすめのミステリー小説は、次の記事でも紹介しているので参考ください。
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