当ブログ【みすてりーくらぶ】では、ミステリー女性作家の人気ランキング・おすすめ作品を紹介。
本記事で紹介している作品の一部は、ある方法を利用すると30日 無料で利用できます。
「おすすめのミステリー女性作家は誰?」と聞かれたら、
それぞれの作家さんに魅力があり、「一人に絞り込むのは難しい…」と答える人が多いはず。
当ブログ【みすてりーくらぶ】では、ミステリー小説愛好家100名に好きなミステリー女性作家とおすすめ作品のアンケートを取りました。
100人が選んだ好きなミステリー女性作家をランキング形式で、またおすすめ作品を紹介。
女性作家のミステリー小説について調べているなら、本記事をぜひ参考にしてください。
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作品もあるよ
【ランキング】おすすめミステリー女性作家・人気作
当ブログが独自に調査した人気ミステリー女性作家をランキング形式で紹介。
ランキング1位~10位の結果は、次のとおりです。
気になる作品をタップすると、くわしい特徴までジャンプできます。
1位:湊かなえ/告白
女性作家人気ランキング1位に選ばれたのは、湊かなえさん。
100人中、29人が好きな女性作家に「湊かなえ」と回答
人気作品
人気作品 | 告白 |
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出版社 | 双葉社 |
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「告白」の感想
当時中学1年生のとき、はじめて読んだミステリー小説が湊かなえさんの「告白」でした。
日常に潜む異常性とそれをも日常として進んでいく独特の不気味さと後味の悪さは衝撃と興奮が抑えられなかったです。
実際の自分の学生生活を重ねてみたり、もし現実だったらと本のストーリーを自分自身と照らし合わせたりもしました。
どんでん返し好きにはたまらない作品で。何度読み返しても新鮮で味わい深いです。
読み進めていくと明らかになっていく事件の真相と、全てを知ってじわじわと報復していく先生の怖さが、冷静で落ち着いたタッチでありながらスリリングに描かれてあり楽しめました。
最後の展開はそこまでするか、という感じでしたが一気に読破。
映画化もされて観ましたが、小説のほうがおすすめです。
先に映画を見てから原作を読みました。
松たか子さん演じる森口先生の狂気的な演技に怖さを覚え、ぜひこの原作を読んでみたいと思い購入。
読んでいくと闇の部分が深く、少年犯罪、家庭暴力、学校内でのいじめなど様々な問題が複雑に絡みあって圧倒的な絶望感を感じることが出来る作品でした。
この本をきっかけに湊かなえさんのファンになり、「母性」であったり「リバース」などの作品も楽しんで読みました。
ただ、私にとってよりインパクトがあったのが「告白」だったので今回選びました。
湊かなえさんのおすすめ作品は、次の記事でくわしく紹介しています。
2位:アガサ・クリスティー/オリエント急行の殺人
女性作家人気ランキング2位に選ばれたのは、アガサ・クリスティー。
100人中、21人が好きな女性作家に「アガサ・クリスティー」と回答
人気作品
人気作品 | オリエント急行の殺人 |
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出版社 | ハヤカワ文庫―クリスティー文庫 |
30日 無料で読む | Amazonオーディブル |
「オリエント急行の殺人」の感想
アガサクリスティーのミステリー小説、やはりこの1冊で日本でもお馴染みになったのではないでしょうか?
ストーリーにどんどん吸い込まれてしまい、「犯人はこの人だ」「いや違うこの人だ」というように、頭の中が膨れあがっていきます。
その上で最後の結末に唖然です。
いろいろ心理を映し出させるところはさすがミステリーの女王アガサですね。
大人になってからはじめて読んだのですが、それまでのミステリーの印象全てを覆されました。
さすがミステリーの女王、どの話もぐんぐんと本の中に引き込まれる面白さと、そのトリック、人間模様に夢中になりました。
オリエント急行殺人事件は彼女の作品の中でも、特に万人に勧めたい名作です。
長さもそれほど長くなく、一人一人のキャラクターがわかりやすいので、もし読書が苦手でもとっつきやすいと思います。
初めて読んだとき、衝撃を受けました。
海外作品は翻訳の仕方によってすこし読みにくいところがあったりしますが、
オリエント急行の殺人はミステリーの金字塔と言われるだけあって、日本語訳でもクセがなくとても読みやすかったです。
ポアロという主人公の描かれ方がとても魅力的で、彼の観察力の表現は読む手が止められないほど引き込まれます。
そして、なんといっても、このミステリーの結末が予想外で衝撃を受けたのを覚えています。
これが90年も前の物語なのかと疑ったほど、現代に語り継がれているだけの価値のある物語だとおもいました。
3位:宮部みゆき/模倣犯
女性作家人気ランキング3位に選ばれたのは、宮部みゆきさん。
100人中、11人が好きな女性作家に「宮部みゆき」と回答
人気作品
人気作品 | 模倣犯1 |
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出版社 | 新潮社 |
30日 無料で読む | Amazonオーディブル |
「模倣犯」の感想
宮部みゆきさんの著書はすべて購入していて、ハマったきっかけが模倣犯だったため一番に挙げさせていただきます。
人の心理描写の表現や、各年代の方の話すであろう言葉の選び方・表現が、本当にいる人の心の中を描いているのではないかと思わせるほどリアルに書かれています。
幸せな人・不幸な人、金持ちな人・貧乏な人、優しい人・厳しい人の生き方が手に取るように分かる書き方をされているところが宮部みゆきさんの魅力です。
宮部みゆきさんが書く小説は、心理描写がどれもすばらしいです。
模倣犯も犯人が捕まるまでの登場人物の心理描写が、頭の中でイメージできるほどくわしく書いてあります。
被害者家族、警察、犯人とそれぞれの目線で物語が展開していくので、犯人の残忍さや被害者家族の悲しみや恨みがよくわかりました。
結構長めの話ですが、展開がテンポよく進むため、どうやって犯人を捕まえるのかハラハラしながら一気に読み進めることができました。
人気作品だけあって、何度読んでもおもしろい。
犯人は周りから見たら頭が良く冷静に見えるようだったが、記者の前畑と第一被害者の豆腐屋の祖父の冷静沈着な人物によって、どんどん化けの皮が剥がされていく。
犯人の本来の姿が現れてくる描写ややり取りが絶妙。
殺人シーンは、読んでいるとゾクゾク恐怖心を感じる記述で、本当にドキドキしてしまう。
宮部みゆきさんのおすすめ作品は、次の記事でもくわしく紹介しています。
また、宮部みゆきさんの全作品は、次の記事でくわしく紹介しています。
4位:辻村深月/名前探しの放課後
女性作家人気ランキング4位に選ばれたのは、辻村深月さん。
100人中、10人が好きな女性作家に「辻村深月」と回答
人気作品
人気作品 | 名前探しの放課後 |
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出版社 | 講談社文庫 |
「名前探しの放課後」の感想
同級生の自殺を食い止めようと画策する主人公たちの様子を手に汗握りながら読むことができます。
彼らと住む環境も、おそらく年代も違いますが、自分が高校生だった頃のことを思い出し、どこか懐かしい気持ちになりながら読みました。
辻村さんの著書は、過去作の登場人物がそれとなく出てくるものが多いのですが、本作はそれが特に顕著です。
「この人、もしかして過去作のあの子かも?」と途中で察したは良いものの、終盤で、ある登場人物の序盤の発言に込められた意味がわかったときには鳥肌が立ち、すぐに序盤を読み返してしまいました。
”衝撃の展開”を謳う小説はたくさんありますが、実際にこれほどの衝撃を受けたのは久しぶりの体験でした。
辻村深月さんの作品はどんでん返し小説が多く、再読してまた楽しめるところが魅力です。
有名な作品に「かがみの孤城とかツナグ」がありますが、ぼくは「名前探しの放課後」をおすすめします。
主人公が二人いて、同級生の自殺を防ぐためにいろいろと行動をしていくところに面白さがあります。
5位:恩田 陸/六番目の小夜子
女性作家人気ランキング5位に選ばれたのは、恩田 陸さん。
100人中、8人が好きな女性作家に「恩田 陸」と回答
人気作品
人気作品 | 六番目の小夜子 |
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出版社 | 新潮文庫 |
「六番目の小夜子」の感想
NHKでドラマにもなった学園物ミステリーです。
「子供時代にNHKにて放送されていた少年ドラマシリーズのミステリーをオマージュした」と恩田さんは言っていました。
読み始めから、どんどん引き込まれるストーリー。
殺人事件の謎解きとは違いますが、小夜子を取り巻く生徒、教師、イベントはミステリー要素が多く、大人が読んでも怖いと思う素敵な小説です。
原作とテレビドラマでは内容が変わっていますが、怖さは小説のほうが上。この一冊で恩田先生のファンになりました。
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6位:桐野夏生/柔らかな頬
女性作家人気ランキング6位に選ばれたのは、桐野夏生さん。
100人中、7人が好きな女性作家に「桐野夏生」と回答
人気作品
人気作品 | 柔らかな頬 |
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出版社 | 文春文庫 |
「柔らかな頬」の感想
桐野夏生さんの作品は多数あるが、直木賞をとった「柔らかな頬」をはじめて読んだときの心のゆすぶられ方はどの作品よりも大きかったです。
不倫がきっかけで、わが子を失ってしまう母親が主人公の話。
彼女がなぜそのような人生に至ってしまったかを描く過程がとてもリアルで生活感があって、何度読み返しても新しい発見があります。
主人公は北海道のある小さな海辺の町で育つのだが、その町で生きることの閉塞感はぼくも田舎町の出身なのでとても共感した。
7位:新川帆立/先祖探偵
女性作家人気ランキング7位に選ばれたのは、新川帆立さん。
100人中、5人が好きな女性作家に「新川帆立」と回答
人気作品
人気作品 | 先祖探偵 |
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出版社 | 角川春樹事務所 |
「先祖探偵」の感想
「先祖探偵」は、客の依頼に応じて戸籍をたどり先祖を調べる探偵の話。
短編集で、毎話さまざまな理由で先祖を知りたい依頼者と、調査対象者の物語が展開し飽きることなしの一作です。
主人公・邑楽風子が日本各地を訪れ調査するため、その土地、土地の料理が登場しますが、それがまた実に美味しそう。
作者はきっと食べるのが大好きなんでしょう。読んでいるこちらも、その地に旅立ちたくてムズムズしました。
最後は自身の過去も辿れた風子。一人で生きることを寂しいとも辛いとも思わなかった風子が、人と関わらずに生きることは出来ないと気づくラストシーン。
未来の明るい景色が見えたようで、心がすっと軽くなりました。ひと味違う探偵小説、おすすめです。
8位:柚月 裕子/孤狼の血
女性作家人気ランキング8位に選ばれたのは、柚月 裕子さん。
100人中、4人が好きな女性作家に「柚月 裕子」と回答
人気作品
人気作品 | 孤狼の血 |
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出版社 | 角川文庫 |
30日 無料で読む | Amazonオーディブル |
「孤狼の血」の感想
刑事と暴力団のやりとりがとにかくおもしろい!
男性作家が書いたような迫力と、女性作家ならではの綿密な組み立てが絶妙。
映画はバイオレンスな表現が多いが、小説は想像を膨らませながら程よい緊張感を持って読むことができます。
読みはじめたらブレーキの壊れた車のように、一気に最後まで読み終えてしまうミステリー小説です。
9位:沼田まほかる/ユリゴコロ
女性作家人気ランキン9位に選ばれたのは、沼田まほかるさん。
100人中、3人が好きな女性作家に「沼田まほかる」と回答
人気作品
人気作品 | ユリゴコロ |
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出版社 | 双葉文庫 |
「ユリゴコロ」の感想
前半から中盤までに出てくる謎の「手記」の内容が美しくも残酷で、知らず知らずのうちに世界にどっぷりハマり読み進めれます。
創造力・洞察力・抽象的な思考力など、筆者の頭の中はいったいどうなっているのか… 開いた口がふさがらない。
気持ち悪いのに目が離せないミステリー小説。
グロい話に耐性がない方にはおすすめしないが、ユーモアや愛を感じられる作品です。
10位:ヘレン・マクロイ/幽霊の2/3
女性作家人気ランキング10位に選ばれたのは、ヘレン・マクロイ。
100人中、2人が好きな女性作家に「ヘレン・マクロイ」と回答
人気作品
人気作品 | 幽霊の2/3 |
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出版社 | 創元推理文庫 |
「幽霊の2/3」の感想
「幽霊の2/3」は、出版社社長宅でのパーティの席上、人気作家が余興のゲーム(幽霊の2/3)の最中に毒物を飲んで絶命してしまう事件を扱ったもの。
誰が、どんな方法で毒殺したのかが話の焦点だが、もう一つ別の謎が提示されるところがこの作品の魅力。
タイトルは日本では馴染がないが、最後に意味が解るのは流石といった感じでした。
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本記事で紹介した女性作家のおすすめミステリー小説の一部は、Amazonオーディブルを利用すると30日 無料で読めます。
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まとめ
本記事では、当ブログが独自で調査したミステリー女性作家ランキングや人気作品を紹介しました。
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おすすめのミステリー小説は、次の記事でも紹介しているので参考ください。
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