当ブログ【みすてりーくらぶ】では、森博嗣さん好き50人に聞いたおすすめ小説をランキング形式で紹介。
森博嗣さんの小説の一部は、ある裏ワザを使うと30日 無料で読めます。
某国立大学工学部助教授として勤務するかたわら、
1996年に「すべてがFになる」で第1回メフィスト賞を受賞した森博嗣さん。
発表作は350冊以上あるため、どれがおすすめ? と疑問に思う人も多いはず。
当ブログ【みすてりーくらぶ】では、森博嗣さん好き50人におすすめ作品のアンケートを取りました。
50人が選んだ森博嗣さんのおすすめ小説をランキング形式で紹介していきます。
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作品もあるよ
【50人に聞いた】森博嗣のおすすめランキング5選
森博嗣さん好き50人に聞いたおすすめランキングは、次のとおり。
気になる作品をタップすると、くわしい特徴までジャンプできます。
1位:すべてがFになる
発売日 | 1998/12/15 |
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出版社 | 講談社 |
アンケート回答者の7割弱がイチオシ作と回答しました
読んだ人の感想
大学生が孤島の研究所にいる天才と出会い、大学助教授が謎を解いていく話。
インターネット創成期の時代背景で中身がかなり濃く記載されています。
当時の想定が現代でしっかりと実現しているフィクションの構成は圧巻。
ミステリー要素もパソコン、ロボット登場を介した内容になっていて読み応えバッチリ。
助教授の見事な推理と大学生の発想で事件が終盤に進むにつれて解決に向かう流れは素晴らしかったです。
表題で締めくくる内容も伏線回収でスッキリする良い作品。
おすすめされた本。面白かった!
数年前に一回読もうとしたことあったけど、まだ読解力が足りなかったかな。今回はしっかりイメージしながら読めたました。
前半部分の会話も研究所内の会話も、気づけば色んなところに伏線があります。
システムやらプログラムやら難しいことがたくさん出てきたけど、全体の流れは把握できたし、どこをどう調べたのか細かく書かれているから置いてきぼりにはならなかった。
殺人事件が起きているのに研究所内の人たちは動揺こそあったものの結構あっさりしていて、重くなりすぎずに読めました。 天才女史は最後まで抜かり無い。
2位:冷たい密室と博士たち
発売日 | 1999/3/15 |
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出版社 | 講談社 |
読んだ人の感想
大人気の前作「すべてがFになる」と比べると、正直評価が分かれる作品だと思いますが、わたしは十分楽しめました。
主人公二人のコンビが絶妙なのと、密室のトリックが気持ちいいくらい作り込まれていてテンポよく読めます。
頭を整理しながらていねいに読み込めば、一つ一つにヒントがちゃんと用意されていることに気づきます。
「すべてがFになる」は書いた順番は4作目でしたが、編集者の意向で一作目になったみたい。
なので、本作が事実上、一作目ということになります。
1作目「すべてがFになる」も密室ならば、2作目も密室。
しかも、どちらも一種独特な建物の中での殺人でいわゆる館ものだが、森氏の作品に出てくる建物は大学の特殊な実験のために建てられたという点で現実的である。
作者自身が建築学科の教授でもあるため、出てくる建物が特異であっても奇抜さは感じない。
建築基準法に則した建物であり、さらには犀川の視点を通じて意匠についてのコメントもあり、リアルさを感じる。
強い負の感情によって引き起こされた事件は、解決編で明かされる真相を読む限り、数学的な論理的整然差を伴っている。
3位:スカイ・クロラ
発売日 | 2023/4/21 |
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出版社 | 中央公論新社 |
読んだ人の感想
近未来的な世界観で、子供たちがパイロットとして戦う物語です。
淡々と進んでいく物語のなかで、「死」や「戦争」について考えさせられます。
特に、戦闘機に乗っているシーンは臨場感があり、読んでいて緊張するくらいリアルです。
また、シリーズを通して読むとミステリーではないにもかかわらず、叙述的表現が含まれており、思わず「え?」と言ってしまいました。
もちろん、スカイ・クロラ一冊だけでも面白いです。
映画化されたときに、予告を見てこんなに儚い世界観があるのかと感銘を受け、小説に興味を持ったのがこの作品との出会いでした。
「キルドレ」か否かが登場人物を測る一つのステータスでもあり、コンプレックスでもあり、大人な振る舞いをすることがかえって子供じみたり…といった描写が、当時学生だった私にとても刺さりました。
スカイクロラシリーズ全作品を読破しましたが、世界観が緻密で、特に戦闘機の設定や戦闘シーンの臨場感がとてもリアルで面白いです。
結末は異なりますが、映画と合わせて見ることで映像が補完されるのでオススメです。
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4位:封印再度
発売日 | 2000/3/15 |
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出版社 | 講談社 |
読んだ人の感想
「すべてがFになる」から始まるS&Mシリーズの中でも犀川先生と萌絵との関係性が一気に縮まるお話で、これまでのミステリー一辺倒ではない内容です。
トリックとしては理系の人ならそんなことかと思うくらいにはシンプルなものですが、その内容とタイトルである「封印再度」との親和性は抜群です。
そして、表紙や背表紙に書いてある「Who Inside」とも内容がかみ合っていて、読み切ったときに気づいたこの意味に唸るほどの感動を覚えました。
シリーズが進むつれて、登場人物の個性がどんどん鮮烈になっていくように思います。
S&Mシリーズの第5作ということもあり、犀川先生と萌絵の関係に進展があります。
相変わらずタイトルにはっとさせられ、「なるほど!」と唸らされました。
最後の最後まで謎は分かりませんが、それを理解したとき、やっぱり今回もファンなら読んでよかった、と思うに違いありません。
5位:四季 春 Green Spring
発売日 | 2006/11/15 |
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出版社 | 講談社 |
読んだ人の感想
森さんの小説群の中で「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」「Gシリーズ」「四季シリーズ」は、登場人物がクロスオーバーするだけでなく、ひとつの世界としてつながりがあります。
そのつながりは緊密だったりゆるやかだったりしますが、核になっているのは真賀田四季という人物です。
その四季の真実を理解する上で、「四季シリーズ」は興味深い作品。
森さんの傑作「すべてがFになる」を読み解くためには、この「四季 春」を読むべきです。
「すべてがFになる」の真賀田四季を主人公にした4部作。
<春>は、四季の幼女~少女期を描いたもので、視点(語り手)が独特ですが、、話が進んでいくにつれて謎が解消されていきます。
この作品を読んでから、再度、すべてがFになるを読むと、新たな気付きがたくさんあります。
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