当ブログ【みすてりーくらぶ】では、貴志祐介さん好き50人に聞いたおすすめ小説を紹介。
本記事で紹介している一部の作品は、ある方法を利用すると30日 無料で読めます。
ホラー・SF・ミステリー小説を手がけ、多くのベストセラーを生み出している人気作家の貴志祐介さん。
当ブログ【みすてりーくらぶ】では、貴志祐介好き50人におすすめ作品のアンケートを取りました。
50人が選んだ貴志祐介さんのおすすめ小説をランキング形式で紹介していきます。
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作品もあるよ
【50人に聞いた】貴志祐介のおすすめ小説5選
50人の小説愛好家に聞いた、貴志祐介さんのおすすめ小説は次の5冊です。
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1位:黒い家
発売日 | 2002/8/9 |
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出版社 | KADOKAWA |
読んだ人の感想
これまで貴志祐介さんの作品を読んだことがなかったのですが、本屋で不思議と惹かれ手に取ったのが「黒い家」でした。
「ヒトコワ」という言葉があるように、幽霊ではなく人間の底知れぬ怖さが前面に出ていると思いました。
目に見えている確かな存在の「人」。
同じ人間なら違う考えを持っていても、ある程度は予測ができたりするものですが、その予測を裏切ってくる、理解に到底及ばない人間もいるのだと知らしめられる最高の作品です。
「黒い家」を読んだことで、それまで幽霊がこの世で一番怖いと思っていましたが、やはり生きている人間が一番怖いなと思うようになりました。
故・森田芳光監督によって映画化もされた貴志祐介さんの初期代表作。
映画になる以前にミステリーファンの間で話題になった作品と聞いて、単行本で読みました。
保険金殺人をテーマにしてエンターテイメント性の高い内容は、今読んでも色褪せません。
時代の変化によって陳腐に感じてしまう作品もありますが、この作品は時代を超えた名作として輝いていると感じています。
今あらためて再評価されるべき作品の1つではないでしょうか。
「黒い家」は、1998年このミステリーがすごい!で2位を受賞しています。
歴代の「このミステリーがすごい!」受賞作が知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
2位:クリムゾンの迷宮
発売日 | 2002/11/8 |
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出版社 | KADOKAWA |
読んだ人の感想
サバイバルRPGゲーム・デスゲームが題材となっていて、ゲームでしか登場しないような(あるいはフィクションであってほしい)強烈な効果を持つアイテムや、それによって身体・精神を壊されてしまった人たちが数多く登場します。
非現実的な題材であるものの、設定や描写がしっかりと作り込まれていて、没入感があります。
決して短くはない小説だけど、重い作品が苦手な自分でも飽きることなく楽しめました。
人体破壊や虫や蛇等の生物によるグロも多いので、それらが平気な方にはおすすめです。
オーストラリアの乾いた大地を舞台に複数人の男女が訳の分からないままお互いを殺し合い、最後の1人まで死の0サムゲームが続くとゆうサバイバルを題材とした作品。
脱出ゲームといったジャンルの黎明期に発表された先駆け的な存在かと記憶している。
登場人物は姿が見えない謎の主催者側から与えられた携帯ゲーム機から得られる僅かなヒントや、サバイバルに必要な道具を頼りに中継ポイントを周りながらクリムゾンの迷宮と化したオーストラリアの大地で殺し合いや様々なトラップに登場人物達が巻き込まれ最後に残るのは誰かといった物語。
ネタバレになるので詳細は避けるが、後半にある人物達が豹変する設定や残酷描写がリアルで本当に自分が同じようにサバイバルに参加しているような不安や心の渇きが読んでいて呼び起こされる。
コミカライズもされていて、そちらも視覚的にもっと訴えかける部分もあり面白い。
3位:悪の教典
発売日 | 2012/8/10 |
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出版社 | 文藝春秋 |
読んだ人の感想
内容的にはかなりのサイコホラーサスペンスなのだけれど、次々とページをめくる手が止まらないほどテンポ感が良い。
大半の人が経験してきたであろう高校時代の中に、理想を具現化したような主人公がなんとも魅力的に映る。
そこから主人公の悪の一面が見えてくるたびに、この主人公のさらに先が見たくて仕方なくなってしまう。
想像がしやすい中に出てくるサイコ感に非日常を感じつつも、学校や教師といったような身近な存在が展開していく物語がたまらなく面白い。
映画化もされているので、そちらと合わせて楽しむのもとてもおすすめ。
一見いい先生だと思っていたのに、裏の顔はまあ見事なサイコパスでした。
サイコパス作品はあまり読んでこなかったため、これほどまでのサイコパスな主人公は逆にすがすがしくも感じました。
貴志先生の本はいろいろと読んできましたが、描写力があるのでその場面の映像がありありと浮かび、次々と死んでいく生徒、先生がどういう状態になっているのかが読んでいてとても怖いと感じました。(実際、夢に出てきたほど…)
心に余裕がないと読めない作品ですが、なぜかもう一度読みたくなる本だと思います。
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4位:新世界より
発売日 | 2016/12/9 |
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出版社 | 講談社 |
読んだ人の感想
超能力が使えるようになった人間と、相対するハダカデバネズミとの戦いを主人公達が幼少期~大人になるまでを描いた作品。
最後の最後にその設定の奇抜さが回収され、なぜ彼らが戦っていたのかを知らしめられるラストに衝撃を受けました。
超能力が使える人間とハダカデバネズミそれぞれの戦い方や戦略が細やかに描写されていて、主人公達の葛藤や消息不明となった仲間を探す旅の展開をワクワクしながら読んでいました。
自分達に身近さを感じるようなSFが好きな人にオススメしたいです。
上・中・下巻からなる長編作で、読み応えがあります。
その中でも全ての伏線が収束する下巻はもう脱帽ものです。
物語を彩る世界観の設定からそもそも素晴らしかったのですが、架空の1000年後の日本を舞台として進んで行く物語は読めば読むほど引き込まれていきます。
ファンタジー要素も交えつつも、こんなにも人間という生物の内面的な脆さや残酷さを描ききった作品はそうそうないのではと思います。
それでも僅かな光明を見出させて完結したこの話は、ぜひ全体をきちんと通して読んで頂き、物語に没頭してほしいです。
5位:青の炎
発売日 | 2003/3/14 |
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出版社 | KADOKAWA |
読んだ人の感想
綿密な殺人計画をたてる高校生の話。
犯行の場面は心拍数が上がり、話の中に完全に取り込まれていました。
まるで自分がその場にいるかのような没入感があります。
こんなにも家族思いの高校生が、どうしてここまで苦しまなければならないのかと、読んでい自分も同じ様に苦しい気持ちになりました。
主人公の父親を憎みつつも冷静に殺害しようとする冷徹さに対し、妹への愛情などの二面性が矛盾することなく描かれていて感心しました。
若さゆえの愚かさ、詰めの甘さが最終的には彼を追い詰めていくのですが、それすらも滑り台を落ちていくような読書感でゾクゾクしながら読むことができます。
ラストシーンは呆気なくも、「そうだよな、そうなるよな」と納得することができます。
映画化もされていますが、私は原作の方が優れていると思います。
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貴志祐介のおすすめ小説を無料で読む方法
貴志祐介さんの一部の小説は、次の方法を利用すると30日 無料で読むことができます。
30日 無料で読む方法
人気作品の無料一覧は、次のとおり。
画像 | Amazon オーディブル | Kindle Unlimited | |
1位 黒い家 | 30日無料 | ✗ | |
2位 クリムゾンの迷宮 | 30日無料 | ✗ | |
3位 悪の教典 | ✗ | 30日無料 | |
4位 新世界より | ✗ | ✗ | |
5位 青の炎 | 30日無料 | ✗ |
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30日 無料で読む方法
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